10年春新卒者、半数以上就職できずまたは早期離職
10年春に学校を卒業した人のうち、就職できなかったり、就職から3年以内に退職する人の割合が、大学・専門学校生で52%、高卒で68%(いずれも中退者を含む)に上ることが、内閣府が19日に公表した推計で分かった。政府は、若者の雇用が予想以上に悪化しているとして、就職の「ミスマッチ(求職者と雇用者の意識の食い違い)」対策などを急ぐため、近く有識者による組織を設置し、6月をめどに就職支援の拡充策をまとめる。
推計は、全国すべての学校の就職状況をまとめた文部科学省の統計や雇用保険の加入状況を基に初めて算出した。厚生労働省と文科省が10年5月に発表した同年春卒業者の就職内定率は、大卒91.8%、専門学校卒87.4%、高卒93.9%。両省が、全国の学校の一部を抽出して調査した。今回の推計は、調査範囲が広く、早期離職(就職から3年以内に退職)の影響なども加味しており、若年雇用の実態をより正確に反映していると言えそうだ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120320k0000m010058000c.html
専門学校や大学の新卒の半数が無職か三年以内で退職と言う厚生労働省と文部科学省のデータがあるようですね。
前にも書きましたが大学の数が増加し、大卒を一括りにしてはいけませんが、酷い数字が出ていますね。
大学・専門学校卒では77万6000人のうち、約7割の56万9000人が2010年春に就職。
しかし、このうち19万9000人が3年以内に会社を退職しています。
卒業後、無職・アルバイトの14万人と、中退の6万7000人を加えると、無職か非正社員は40万6000人に上り、全体の52%を占める。
無職の空白期間は短めに
なぜ2年経った現在でも無職なのか分かりませんが、無職期間の空白期間は出来るだけ短くしなければいけません。
この無職空白期間は転職活動で最も重要視され、例え自分で稼いでいたとしても不採用になる確率は高くなります。
ましてや無職で何もしていないのは直ぐに分かりますので、今すぐバイトでも派遣でも良いので職歴をつくってください。
現在東京スカイツリーの雇用バブルとなってますので、覗いて見てくださいね。
2010年大卒で無職というと26歳職歴無しの現在無職と言うのは非常に厳しいですが現実を直視し、そこから抜け出す必要があります。
2年間アルバイトをやっているなら、その業界への転職を考えて仕事のクオリティを上げて行きましょう。
復興需要、スカイツリー、ロンドン五輪などイベントが立て続けに行われますので、これを期に空白期間とはおさらばして、職歴をつけましょう。
私は転職回数はとんでもなく多かったですが、空白期間は殆どありませんでした。しかし、そんな短い期間でも面接でネチネチ聞かれますので、無職でも目標や勉強など理由を考えてから望んでください。
このままで終わらせてはいけません、人脈をしっかりとつくれば逆転も可能です。頑張りましょう。