若年者トライアル雇用制度の次は就職氷河期世代支援プログラムで濁される

氷河期100万人就職支援、政府 研修業者に成功報酬
政府はバブル崩壊後に高校や大学を卒業した「就職氷河期」世代の就職支援を本格化させる。30代半ばから40代半ばの人たちは、他の世代に比べ国内外の厳しい経済情勢の影響で不遇な労働状況に置かれたとみて、年齢層を絞る異例の対策を講じる。正規雇用で半年定着したら、研修業者に成功報酬型の助成金を出す。支援対象は100万人規模で、経済や社会保障の支え手になってもらう狙いがある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48547530U9A810C1MM8000/

就職氷河期世代の支援を重点的に行う事を政府が発表していますが、具体的な支援方法が幾つか報道されていますね。

その就職氷河期世代支援プログラムの内容を見れば見るほど、全く同じ制度をどこかで見た様な記憶がありました。

調べていくと若年者トライアル雇用制度を発見しましたが、やはり就職氷河期世代支援プログラムと殆ど同じ内容でした。

しかも若年者トライアル雇用制度は2003年度から開始しており、就職氷河期世代が20代の頃に対象となっている支援制度でした。

そして今度は名前が変わっただけの就職氷河期世代支援プログラム、要は若年者トライアル雇用制度の年齢が延長されただけの支援プログラムです。成功するか否かといったら確実に失敗するでしょう。ついでに助成金目的の採用トラブルもトライアル雇用と同じく増えるでしょう。

その他にも色々と方針を固めている内容を見て思う事は、政府は就職氷河期世代を何だと思っているのだろう?と少々疑問視してしまいます。

以前にも書きましたが、単純な就職氷河期世代の雇用問題ではなく全世代的な社会問題なのですけどね。

就職氷河期世代が苦しむ5つの理由と救う方法
http://lifesloves.wp.xdomain.jp/archives/post-7686.html

政府と氷河期世代だけでなく自治体や企業、ならびに全世代含めた社会の包括的な問題ですから、もう少し戦略的に連携して欲しいですね。