在宅勤務などテレワークに新たな問題点、オフィス勤務社員よりも高ストレスと不眠症の高い発症率

オフィス外勤務でストレスや不眠症リスク増か、ILO報告書
オフィス外勤務では、通勤時間を節約でき、仕事に集中しやすい環境も整うが、その一方でサービス残業やストレスが増加するほか、不眠症のリスクも生じる恐れがあるとの報告書が15日、発表された。
http://www.afpbb.com/articles/-/3118008?cx_part=txt_topics

在宅勤務、ノマド族、SOHOなどのテレワークまたはリモートワークと呼ばれる勤務形態を推進し始めている日本ですが、幾つかの問題点に加えて新たな問題点が報告されています。
国連機関の国際労働機関(ILO)の発表によりますと、オフィス勤務の社員よりも、在宅勤務などテレワークやリモートワークの社員の方がストレス度合いが高く、高い不眠症発症率になっていると発表されています。
何だ海外の発表かと思われた方も居ると思いますが、今回の調査はEU10カ国、アルゼンチン、ブラジル、インド、米国、そして日本のデータに基づいています。
リモートワークのメリットとして生産性の向上、デメリットとして今回の長時間労働、労働の高密度化、仕事とプライベートとの混在が挙げられており、新たな問題点と言うよりは問題が決定的になったと見た方が良いでしょう。
電通の長時間残業が問題となった時、電通側は22時に消灯を発表しましたが、持ち帰り残業が増えていると報道されていました。
リモートワークは何時でも何処でも仕事が出来る分、タイムカードなど有りませんから残業をどの様に把握するかが課題。記事ではインド企業は消極的と書かれていますが日本企業も何方かと言えば消極的です。理由は管理の難しさと言うのも一緒。
勤怠管理もそうですし、セキュリティもデータ管理も重要で、社員が見えない事は経営側にとって脅威と感じる部分は有るでしょう。だからリモートワークとは名ばかりの単なる監視ツールになっている事も有る。特に日本は残業を高評価してきた為に人事評価管理も難しい。
一方、ムカつく上司にも会わなくて済むし、嫌な同僚も居ない、念願のリモートワークになった社員の方も、いざ在宅勤務になると孤独感や疎外感に苛まれる人も居る。
このリモートワークには向き不向きが有り、これは業界・職種・個人それぞれに有ります。
オフショア開発などでリモート業務に慣れているインドで消極的な事を見て分かる通り、成果以外の管理が大変と言うか出来ない。
ノマド族やSOHOは一般的に個人事業主、在宅勤務は会社員。違いは有りますが自ら望んでオフィス以外で仕事をするという点は同じ。殆どの企業が希望者のみ在宅勤務を許可しています。
直行直帰とは異なり、在宅勤務は完全なる自己管理の元に行われますので、浸透するまで時間が掛りそうですね。