年収で転職

企業の平均年齢・平均年収に騙されてはいけないのか

プロモーションを含みます

平均年収に騙されて会社を選んではいけないと言う記事がありましたが、就職や転職をする際、見ておくべき項目に平均年収や平均年齢などが良く挙げられていますが実際それで決めている人はいるのでしょうか?

  • 平均年齢が高ければ辞めていく人が少ない、逆に低ければ辞めていく人が多い
  • 平均年収が高ければ、自分もそれくらいの給料を貰える
  • 社員数が多ければリストラされる可能性が低い、少なければ保護されない
  • 福利厚生が良い大手企業ならば安定できる

大体こういった情報を元に企業を選んでいる人が多いでしょう。

確かにあっている部分も多少はありますが、こういった事が当てはまるのは、ごく少数だということも頭にいれておきましょう。

と、いいますのも時代は移り変わりますし、現在のビジネス・経済の変化スピードはとても早いです。

今のデータが、あなたの定年まで通用するとは思わない方が懸命です。

ましてや、ちょっと前まで日本企業は高度経済成長・バブル期と呼ばれ、非常に好景気であったことは皆さんもご存じでしょう。

その頃の残骸がデータに反映されていたり、一部の経営陣・管理職だけが高給取りの場合が多いです。

平均年齢にしても、新興企業・・・例えばIT・Web系の企業であれば、平均年齢が低いのは当たり前といえるでしょう。昨今、大手企業はリストラが激しいですが、平均年齢が高いのはなぜでしょう?

JALが福利厚生である企業年金をなくしたのを皮切りに、他企業も追随し始めているのも知っておきましょう。

福利厚生も減り始めているのが実情でしょう。

社員数が多ければリストラされる可能性が低くなるなんてことは、完全に都市伝説であり、逆にリストラされる可能性が高くなります。

これだけではありませんが、少なくとも基本的に平均年収や平均年齢だけで選ぶのは得策ではありません。

私も平均年齢が高く、平均年収が高い企業に勤めたことがありますが、何年かトップの利益をだしても考査ではなぜか現状から少し上がる程度でした。

私は黙っている人間ではないので、何で給料上がらないのかを上司に聞いたら役員に聞いてくれと言われました。

アホらしいのですが、もうその会社にいるつもりもなかったので、役員にも聞いてみました。そうしたら社長に聞いてくれとのこと・・・

ちょうど社長が社長室にいるとのことで即聞きにいったのですが、返ってきた言葉は「すまん、良くみてなかった。全員一律にしてしまった」との事でした。

そう、給与考査なんて口ばかりで結局一律であったり気分で上げ下げしていたことが分かりました。

私の場合は社長や役員・管理職に知られており発言権もあったため、その後改善されましたが、これはまれにみる上手くいった例です。
大抵は上手くいきません。

他にも、営業や企画などの利益が目に見える職種ならば、評価されやすいですが、デザイン・プログラムなどの制作職は評価されにくいです。

もう言いたいことは分かったとは思いますが、平均年齢や平均年収を調査するのではなく、しっかりとした査定方法や評価方法を確立している会社を探した方が良いです。

実績に応じて昇給しなければ、いったいいつ昇給するのか・・・この言葉を何回いったことか・・・

この評価方法の調べ方は非常に難しい。

中途採用ならば、初めからふっかけて見たり、面接で直接聞いたりもできるでしょうが、新卒では非常に厳しい。

OB訪問や就職掲示板などで、実際聞いてみるのが一番早いでしょう。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

タイトルとURLをコピーしました