前回記事は企業の30歳平均年収と40歳平均年収ランキングでした。
その平均年収ランキングと一緒に見ておきたいのが、年収激変度で試算している給料が安定している企業と不安定企業のランキング。
過去15年の給料「激増」「激減」企業はここだ!初公開!上場企業「年収激変度」ランキング
http://toyokeizai.net/articles/-/47320
平均年収ランキングに載っていても、業績連動型はボーナスの類ですので不安定、基本給ベースは安定しています。
東洋経済は平均年収が好きですね、私も好きですが・・・
過去約15年間の最高額から最低額を引いた変動幅から、標準偏差を算出している様です。
過去15年間と言えば、ITバブルからアメリカ不動産サブプライム、そしてリーマンショックからの金融危機などがありましたね。
ここでは変動幅だけ掲載していますが、記事では標準偏差・平均年収(最高額・最低額)も掲載されています。
平均年収激変度ランキング
変動幅(万円)
- キーエンス 678
- 伊藤忠商事 492
- アドバンテスト 538
- 東京エレクトロン 509
- 千代田化工建設 418
- 三菱商事 341
- 有沢製作所 446
- 住友商事 366
- 丸紅 342
- 日本航空 311
- 川崎汽船 375
- 三井物産
- ツムラ 287
- 神姫バス 273
- 豊田通商 282
- ファナック 276
- 東京精密 339
- 大塚商会 243
- 曙ブレーキ工業 246
- 大日本スクリーン製造 246
- 奥村組 240
- いちよし証券 253
- 朝日放送 287
- レオパレス21 224
- 東洋エンジニアリング 280
- 商船三井 276
- イトーキ 239
- ネツレン 214
- ディスコ 262
- オートバックスセブン 234
- 日新電機 220
- アンリツ 284
- 日精樹脂工業 254
- コスモ石油 250
- KDDI 273
- DMG森精機 232
- SANKYO 254
- 旭化成 209
- 錢高組 221
- 日本オラクル 217
- 東京製鐵 227
- 水戸証券 192
- 安川電機 214
- 九州電力 263
- いすゞ自動車 202
- エンシュウ 213
- 朝日工業社 212
- ユニチカ 260
- 長谷工コーポレーション 213
- 四国銀行 201
不安定トップとなったのは圧倒的にキーエンス、次いで伊藤忠商事、アドバンテスト、東京エレクトロンが続いていますが500万円レベルで平均年収が変わっていますね。
この辺りの企業だと、最低額ですら高い水準だったりします。
次は変動幅の少ない平均年収が安定している企業を見てみましょう。
平均年収安定度ランキング
- 北洋銀行 11
- 大庄 21
- 山崎製パン 19
- 西日本シティ銀行 23
- 荒川化学工業 23
- ザ・パック 31
- 日糧製パン 25
- セコム 26
- 東日本旅客鉄道 33
- オーケー食品工業 25
- 白洋舎 29
- ADEKA 38
- 科研製薬 30
- 広島ガス 35
- シーイーシー 30
- 日本管財 29
- 大和冷機工業 29
- 日本空調サービス 39
- 北興化学工業 28
- 日本製粉 36
- 木曽路 30
- カワチ薬品 39
- 月島機械 33
- 東洋テック 33
- 廣済堂 35
- いなげや 46
- マイスターエンジニアリング 49
- ヤマエ久野 38
- 米久 34
- トランコム 34
- NTTドコモ 46
- エア・ウォーター 32
- コメリ 31
- 京王電鉄 33
- ヒューテックノオリン 39
- エスビー食品 43
- 岡山県貨物運送 47
- アキレス 41
- 愛知時計電機 39
- ツツミ 44
- 日本通運 39
- トマト銀行 40
- 田谷 45
- サカタのタネ 41
- 東京インキ 36
- トッパン・フォームズ 42
- 日東ベスト 37
- ビケンテクノ 44
- 大日本住友製薬 49
- 愛知銀行 49
やはり業績連動型では無い企業が多くなっていますが、給与水準自体が低い会社がちらほら・・・。
しかし、JR東日本、科研製薬、日本製粉、月島機械、NTTドコモ、京王電鉄、大日本住友製薬などは平均年収ランキングでも登場しますので、給与が高い水準で安定している企業となります。
銀行やインフラは分かりますが、化学も結構多いですね。