職場環境・人間関係

トヨタとリコーが東京五輪期間中は在宅勤務を決定、リモートワークの普及進むか

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トヨタ自動車とリコーが東京五輪開催期間中は在宅勤務となる事が報道されています。

東京都は東京五輪開催期間中での渋滞や満員電車など交通インフラの混在を懸念しており、テレワーク導入経費の補助を行なっており、大手企業は大体テレワークを実施する予定となっています。

近年、リモートワークを導入する企業は増加しており、新しい働き方や働き方改革の一環などとして促進する動きが多くなっています。

少し前と比較してもリモートワーク用のソフトウェア・アプリケーション、Webサービスのプラットフォームを利用していたりとリモートワーク環境のツールも充実してきています。

しかし、ハードルが幾らか下がったとは言え導入するにはまだ高い方かも知れません。

リモートワークはITエンジニアだけと思われがちですが、規模にも寄りますが、むしろIT系リモートワークの方が環境を整える事が難しい。比較的簡単に導入できるのは営業だったりします。

喫煙を休憩と捉える方が多いくらいですから、ちょっとまだまだでしょうかね。

朝の通勤ラッシュ満員電車はモチベーションを削ぐ

春から新入社員になって、まず驚くのが朝の通勤ラッシュではないでしょうか。

あの満員電車の苦痛は、仕事の意欲モチベーションを削ぐ原因でしょうね。

東京や大阪の大学に行っていた人なら知っていると思いますが、地方から出てきた新入社員は慣れていない人が殆どだと思います。

特に東京近郊の7時から9時までの通勤ラッシュは異常で、乗ることが困難で、パッと見乗ってはいけないのかと錯覚するほど満員です。

私も朝の通勤ラッシュは本当に大嫌いで、わざわざ始発電車で座れる地域に引っ越したほど嫌いです。

現在は満員電車とは無縁となりましたが、あの苦痛は二度と味わいたくありませんね。

しかし、そんな事を言っていられ無いのがサラリーマン。

お腹が痛くても、体調悪くても出勤しなければなりません。

朝の満員電車を防ぐには、私の様に始発で座れる駅の近くに引っ越すか、自転車通勤、遅い始業の企業を選ぶしか方法はありません。

そんな満員電車では、恋人でもない人と密着しなければならず、些細な事でイザコザになってしまう事もあります。

まずマスクは必需品となってきます。

私は春夏秋冬一年中マスクをしていました、と言いますのも、咳やクシャミ、そして臭い息を吹き掛けてくる人にイラつくからです。

風邪やインフルエンザなどウイルスを撒き散らす人の対策にもなりますので、マスクは必需品ですね。

そんな奴等のせいで体調不良になどなりたくありません。

山手線やその内側圏内に入ると一気に乗客が減りますので、そこまでの位置取りも重要で、慣れる必要があります。

嫌だと言っても、これは我慢するしかありませんので、引っ越すか自転車通勤にするか判断が委ねられますね。

小田急線や中央線は満員のうえ常時遅れて運行していたりするので、引っ越す場所も考えなければいけませんね。

私の同僚達も小田急や中央線を利用している人は、毎回遅延届けのパターンでした。

引っ越しする人は、まず満員電車を避ける事を考えた方が賢いです。

仕事のモチベーションが行く前から下がっていては、何も良いことはありません。

台風の影響で電車が大混雑、在宅勤務を考える時期

先日は首都圏を台風が通過した影響で、電車が大変混雑し駅の外にまで行列となる現象があったようです。

その報道をみてリモートワークや在宅勤務の予行演習をしたばかりなのに・・・と感じてしまいました。

あの様な時に在宅勤務にしないで何時する在宅勤務にするのでしょうか。
在宅勤務でなくとも時差出勤もありますし、とにかく遅れず出社する事に面白みを感じているなら未だしも、報じられている様な混雑では面白くはないでしょう。

在宅勤務を導入していない企業は、こういった時に在宅勤務を試して見る事が導入するキッカケとなりやすいです。

確かに最初は戸惑うかも知れませんが、一度体験すると良い点悪い点が見えて来ますから、本格的に導入する前に体験チャンスを逃さない様にしましょう。

在宅勤務などテレワークに新たな問題点、高ストレスと不眠症の高い発症率

在宅勤務、ノマド族、SOHOなどのテレワークまたはリモートワークと呼ばれる勤務形態を推進し始めている日本ですが、幾つかの問題点に加えて新たな問題点が報告されています。

国連機関の国際労働機関(ILO)の発表によりますと、オフィス勤務の社員よりも、在宅勤務などテレワークやリモートワークの社員の方がストレス度合いが高く、高い不眠症発症率になっていると発表されています。

何だ海外の発表かと思われた方も居ると思いますが、今回の調査はEU10カ国、アルゼンチン、ブラジル、インド、米国、そして日本のデータに基づいています。

リモートワークのメリットとして生産性の向上、デメリットとして今回の長時間労働、労働の高密度化、仕事とプライベートとの混在が挙げられており、新たな問題点と言うよりは問題が決定的になったと見た方が良いでしょう。

電通の長時間残業が問題となった時、電通側は22時に消灯を発表しましたが、持ち帰り残業が増えていると報道されていました。

リモートワークは何時でも何処でも仕事が出来る分、タイムカードなど有りませんから残業をどの様に把握するかが課題。記事ではインド企業は消極的と書かれていますが日本企業も何方かと言えば消極的です。理由は管理の難しさと言うのも一緒。

勤怠管理もそうですし、セキュリティもデータ管理も重要で、社員が見えない事は経営側にとって脅威と感じる部分は有るでしょう。だからリモートワークとは名ばかりの単なる監視ツールになっている事も有る。特に日本は残業を高評価してきた為に人事評価管理も難しい。

一方、ムカつく上司にも会わなくて済むし、嫌な同僚も居ない、念願のリモートワークになった社員の方も、いざ在宅勤務になると孤独感や疎外感に苛まれる人も居る。

このリモートワークには向き不向きが有り、これは業界・職種・個人それぞれに有ります。

オフショア開発などでリモート業務に慣れているインドで消極的な事を見て分かる通り、成果以外の管理が大変と言うか出来ない。

ノマド族やSOHOは一般的に個人事業主、在宅勤務は会社員。違いは有りますが自ら望んでオフィス以外で仕事をするという点は同じ。殆どの企業が希望者のみ在宅勤務を許可しています。

直行直帰とは異なり、在宅勤務は完全なる自己管理の元に行われますので、浸透するまで時間が掛りそうですね。

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