働きがいのある会社と働きやすい会社の違い、自己効力感と自己無力感

GPTWによる働きがいのある会社ランキング2018が発表されています。

働きがいとは

GPTWに限らず近年『働きがい』に関しての調査が多いですが、働きがいとは一体何なのでしょうか?

件のGPTWでは『働きがい』を以下の様に算出してランキング評価を行なっています。

働きがい算出方法

従業員へのアンケート
https://hatarakigai.info/service/investigation/mem_questionnaire.html

https://hatarakigai.info/job_satisfaction/five-elements.html

会社へのアンケート
https://hatarakigai.info/service/investigation/company_questionnaire.html

https://hatarakigai.info/job_satisfaction/increase.html

ランキング評価
https://hatarakigai.info/service/investigation/rating.html

従業員と会社へアンケート調査を実施し、その統計を元にGPTWが数値を算出し評価する手法を採っています。

従業員や会社どちらか1つだけだと単純な個人の感想となり、従業員と会社だけでも唯の口裏合わせになり、GPTWだけでも唯の勝手な評価になる。と言う事で三段階方式という時間も手間もかかる面倒くさい方法で働きがいの信頼性を高めています。

上記GPTWの働きがいのある会社とは調査方法を見ても分かる通り給与・休日など待遇面ではなく、人間関係に重きを置いて組織としての支援や施策も重視しています。

働きやすさとは

働きがいは上記の通りとして、では、働きやすいとは一体何なのでしょうか?

厚生労働省が幾つかのデータを元に働きやすさ・働きがいに関しての結果を公表しています。

職場の働きやすさ・働きがいに関するアンケート調査(従業員調査)(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000127556.pdf

働きやすく生産性の高い職場のためのポータルサイト(厚生労働省)
http://koyoukanri.mhlw.go.jp/result/index.html

厚労省によると『働きやすさ』と『働きがい』は殆ど同じと捉えており、区別して書く意味が無くなっています。

GPTWと異なる点は、休暇・労働時間・給与・賞与額などの労働条件が良好な企業の方が働きがいも働きやすさも高まると結論付けています。

更に働きやすさと働きがいを高めるにはGPTW同様に職場の中で自分が期待され、役立っているというという意識(自己効力感)を持てる職場で有り、福利厚生なども重要としています。

もはや働きやすさなのか働きがいなのか良く分からなくなっており、それはそうでしょとしか言いようが無い・・・。

働きがいを取るか働きやすさを取るか

個人的にはGPTWの方は『働きがい』ではなく『働きやすさ』、厚労省の方は『働きがい』だと考えています。

組織が一従業員の意見を聞いてくれるのは可否に関わらず働きやすい職場環境だと思います。

特に尊敬できる人が意見を聞いてくれる職場環境なのは若い人は非常に働きやすいでしょう。

多くの人が転職理由に挙げる人間関係に対して、組織が支援を行う事は働きやすい環境でしょう。

一方、休暇・労働時間・給与・賞与額・福利厚生などの労働条件が良好な企業は完全に働きがいのある会社と考えます。いくら働きやすい会社であっても休暇・労働時間・給与・賞与額・福利厚生などの労働条件が最悪だった場合を想像して見てほしい。

GPTWと厚労省が双方ともに挙げている自己効力感に関しては同意です。

自己効力感には様々な捉え方が有りますが、自己無力感に陥る会社はあまり長居はしたくないですよね。

役立たずや使えない社員は確かに居ますが、その役立たずや使えない社員を昇進させたり昇給させる役立たずや使えない管理職も存在します。
それを繰り返し行ってきた結果が・・・ご想像にお任せします。

GPTWが働きがいのある会社ランキング2018を発表、女性の働きがいが優れている企業ランキングも
http://lifesloves.wp.xdomain.jp/archives/68702853.html

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