働きたいけど働かない人は男性よりも女性の方が多い、働かない理由は希望する仕事が無いから

平成28年度版の労働経済の分析(労働経済白書)が公表されています。
平成28年版 労働経済の分析〈要約版〉 ―誰もが活躍できる社会の実現と労働生産性の向上に向けた課題―
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/16/16-2.html
完全失業率は減少し、求人倍率は上がり、ここ3年間では非正規雇用から正規雇用へと転換した人が多くなり、非正規になりたくてなった訳では無い人も減少しています。
多くの人が働く意欲を持つ一方で、まだまだ人手不足となっている企業は多く、求人を募集しても人がこない企業も多くなっています。
女性や高齢者は非正規雇用を選んでおり、やはり前回書いたとおりの結果になっていますね。
女性や高齢者が非正規雇用を選ぶ理由は、自分の都合の良い時間に働きたいから。
女性は子育てと両立するには派遣などで曜日や時間に融通が効く方が良い、高齢者はバリバリ仕事する体力も無いし、一応貯蓄も有るから好きな時に働ける方が良い。まぁ当たり前ですよね。
派遣社員が欲しかった企業にとっては願ったり叶ったりだと思いますが、それでも人手不足。まだまだ人手が足りて居ない企業が多くあります。
今回の労働分析では、働きたいけど働かない層にも焦点を当てており、就業希望者は413万人、完全失業者は222万人、合わせて635万人を潜在的労働力と捉えている。
その潜在的労働力を男女別に見ると、就職希望者では男性112万人、女性301万人と女性が多い。完全失業者では男性134万人、女性88万人となっており、意外と女性が多い。
働かない理由としては、出産育児が95万人、介護・看護が21万人、健康上の理由が66万人、これら仕方ない理由が182万人。
残りの働かない453万人の働かない理由は、ほぼ自分に見合った仕事が無い理由となっています。
現在の求人状況でコレですから、本当の潜在的労働力は再就職をしてくれるかも知れない95万人もしくは116万人となります。
雇用情勢が回復してもニートやスネップと言った働かない人達が増えている現状を見ると、若者と高齢者と言う両極端を求めるのではなく、もっと40代や50代にも目を向けて欲しいものです。