40代や50代の景気が悪い、賃上げどころか平均給与が減少する

日経が以下の様な記事を掲載していました。
賃上げ、取り残される団塊ジュニア若い世代優先で
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO26847110T10C18A2EE8000
賃上げの恩恵がない40代を採り上げており、全世代で唯一平均給与が減少している世代として紹介しています。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査を元にしていると言う事で、実際に公表されている賃金構造基本統計調査を見てみると本当に40代だけが平均給与が減少しています。
会社規模が従業員数100~999人の中企業で40代の給与が上がっておらず、特に40代後半の団塊ジュニア世代の給与は据え置き、もしくは減少となっている事が分かります。
給与のピークは全学歴で50歳からとなっていますので、40代での給与アップ分を50代から貰っている様な形になってしまっています。従業員1000人以上の大企業では50代からの給与減少が顕著になっており、40代だけでなく50代も給与は上昇していない。50代で伸びても40代の減少で相殺されている。
上手いことやっている感じです。
しかも最近では団塊ジュニア世代を対象とした早期希望退職を実施する企業もありますので、希望退職を募集しても集まらないことには理由が有りましたね。
良くバブルの恩恵を受けているからなど言われていますが、企業に属している以上バブルの恩恵は会社へと帰属します。その世代が莫大に儲けた訳では有りません。
この世代は給与が高く人数が多い割に使えない、役立たずが多いなどの意見も有りますが、上記の様な理由でヤル気が無くなってしまったのかも知れません。
今の若い方も他人事ではなく、『大卒』『新卒』『大企業』『大量採用』『バブル』『賃上げ』など共通する点が非常に多いです。気付かないだけで自分も同じコースを選択している可能性も有りますから注意しましょう。