3メガバンクが大量リストラ?業務リストラか従業員リストラで新卒採用どう変わる

3銀行大リストラ時代 3.2万人分業務削減へ
みずほフィナンシャルグループ(FG)など3メガバンクが大規模な構造改革に乗り出す。デジタル技術による効率化などにより、単純合算で3.2万人分に上る業務量を減らす。日銀によるマイナス金利政策の長期化や人口減などで国内業務は構造不況の色合いが濃くなって来たため。数千人単位で新卒を大量採用し、全国各地の店舗に配置する従来のモデルも転換を迫られる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22847550Y7A021C1EA3000/

正式な発表を待たずして、どこから漏れたか分かりませんが、みずほFGが今後10年間で従業員数を約1万9000人削減すると報道された事をキッカケに、三菱UFJFGと三井住友FGの人員削減計画と併せて約3.2万人がリストラされると言う事になっています。
ワザとかも知れませんが、業務の削減と人員削減を混同する様に書かれていますので、驚いている方も多くいらっしゃいます。
しかし、銀行のIT推進によってコスト削減や人員削減は今に始まった事ではなく、どちらかと言えば腰の重い国内銀行も遂にIT推進による業務改善を開始した方が驚きではないでしょうか。
一応、マイナス金利の影響やら対面形式の窓口から削減を開始するとの報道が有りますが、狙いとしてはそこではないでしょう。
既にCDが有る銀行の収益の柱が窓口業務ではない事はご存知の通りで、ローン・融資・トレーディングなど数理・分析・審査・助言が必要な分野でフィードバックを得る事が収益の柱です。
この分野はFintechが最も得意とする事で有り、海外の金融機関では既にバッサリいってしまっています。
何故かと言うと、メディアや広告など大手の腰が重く出遅れたのは金融業界も同様で、既に銀行間だけの競争ではな無くなっており、競合する企業がgoogleやApple、PayPalなどのIT企業と言われている様に、前述の収益の柱をIT企業に吸われ始めています。
以前、GSのトレーダーが2人になったと冗談めいた話しが有りましたが、GSはなりふり構っている暇はなく、とにかくFIntechによる新たな収益を得ようと躍起になっています。仮想通貨にも強い興味を示しており強ち間違いでもなさそうです。
海外金融機関は人員削減面でも既に報道されている様に数千人規模でのリストラを毎年発表しており、何もAIなどFintechによるオートメーション化で代替を行なっています。
しかし、銀行など金融機関の雇用が減少するか否かでは考えが幾つか有り、減ると言う人もいれば増えると言う人もいます。減ることは間違い有りませんが、銀行業務以外の分野で増えると考える人もいます。
例えばエンジニアだったり、エンジニアだったりエンジニアだったり・・・IT推進すればITエンジニアが必要なのは誰でも分かりますね。
外注すれば更に削減出来ますが、そこは業務提携と言う形でシステム提供で共存している事が現状です。
さて、国内銀行の話に戻りますが、銀行など金融機関は新卒採用において大量採用する事で知られています。
新卒採用人数トップ3がそのまま3メガバンクですが、3メガバンク全体で2018年4月入社は削減傾向ではあります。
今回の報道によって2019年度新卒採用への影響は銀行側にも学生側にも大きいと思います。
大々的に報道されたお陰で他業界へ流れると思いますが、オートメーション化は何も金融機関に限った事では有りません。深く考えても無意味では有りますが、楽観視も出来ませんね。
軽く考えてみると、海外金融機関で大量リストラされても失業率はそんなに上がっていません。むしろ低い水準で推移しています。つまり、現状リストラされたところで痛くも痒くもない。
今後不景気になっってリストラされても皆んな一緒という日本的考えでも良いでしょう。