アサツーディ・ケイをベインキャピタルが買収、WPPとは資本提携を解消?

米ベイン、アサツーDKをTOBで買収へ-総額は最大1517億円
米投資ファンドのベインキャピタルが広告3位のアサツーディ・ケイ(DK)を株式公開買い付け(TOB)で買収し、完全子会社化する。アサツーDKの成長に向けた改革の加速を支援する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-02/OX6OMT6TTDS001

国内大手広告代理店であるアサツーディ・ケイを米国ベインキャピタルが買収し完全子会社化すると発表されており、英国WPPグループとは資本提携を解消する事も発表されています。
広告業界の再編でアサツーはWPPと提携したが、思ったよりも収益が改善せず、ベインキャピタルの申し出を受け入れた二段階再編とでも言いましょうか。結構驚きです。
アサツーディ・ケイは今後上場廃止に向けて調整に入る予定。
さて、このベインキャピタルは東芝メモリ買収にも絡んでおり、すかいらーく、大江戸温泉物語、雪国まいたけ買収でも話題となりました。
基本的には殆ど口を出さないファンドであり、裏で糸引く悪の枢じ・・・いやまあ、だから東芝メモリの買収が話題なのですけどね。手離れもアッサリしており収益のみで動くファンドと言えるでしょう。
ですからWPPグループを離れた今後、アサツーは単独で収益確保の手法を模索・・・いや模索していたらTOBに応じないでしょうから、早々に新たな事業展開をするでしょう。
しかし、一部の報道によるとアサツーディ・ケイ側がWPPグループに資本提携解消の連絡をしたが、WPPグループ側から連絡が来ず、了承を得ていないまま今回のベインキャピタルからの資金調達ならびにWPPグループとの資本提携解消を発表したとなっています。
もし、これが本当ならば東芝メモリでのウェスタンデジタルに続いて、ベインキャピタルを絡めた対立構図が増える事になる。