三菱重工業が2018年度の事務系新卒採用を見送り、技術系は例年通り

三菱重工、事務系採用を初のゼロに2018年卒
三菱重工業は2018年度にグループで新卒の事務系社員が入社しないことを明らかにした。グループ全体で事務系を数十~200人規模で採用してきたが、業績が悪化しており、初めて事務系社員の採用を見送る。毎年数百人規模が入社する技術系社員は予定通り採用する。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28I1F_Q7A730C1TJC000/

三菱重工業が2018年度新卒採用において事務系職種の採用を行わない事が報道されています。
幾つかの報道では業績悪化が理由とされていますが、三菱重工業によると業績悪化で採用を見送る訳ではなく、ちょっと事務系を増やし過ぎてしまい人材の重複が散見されており、事務系・技術系と言う括りではなく、人材採用においても多角化を図る為と述べています。
事務系職種の新卒採用は見送りとなりますが、技術職の新卒採用は例年通り行う予定となっています。対象となるのは三菱重工業の他に、三菱重工メカトロシステムズ、三菱日立パワーシステムズの名前が挙がっています。
業績の影響も有るとは思いますが、事務系職種の新卒採用人数を絞り始めている企業は三菱重工業だけでは有りません。既に今年度から事務系職種の採用人数は減少している企業が多くなっています。
人口減少の観点から見ても優秀な人材を採用するにあたり、新卒採用に依存する事は無理があります。前述の通り新卒採用依存から脱却し中途採用を強化している企業が多く、特に事務系職種に対する単なる欠員補充や通年採用は再考している企業が出てきています。新卒採用が毎年恒例のイベントとなったのは定年退職に対する若年層補充で有り、定年退職の年齢を引き上げたり無制限とした場合、当然ですが新卒採用は控えます。
新卒採用自体を見送っている企業も有りますから、考えなしに新卒だから採用されると言う事も今後は少なくなるでしょう。
卒後数年間は新卒扱いとする企業が言いたい事も同様で有り、何も考えていない人は何年経っても採用される事は無いでしょう。