新卒採用向け求人に応募した中年に訴えられたPwC、年齢による依怙贔屓は年齢差別禁止法違反?

新卒ばかり採用は違法? 米で裁判に
不採用の中年男性が「年齢差別」で大手会計事務所を提訴
http://jp.wsj.com/articles/SB12017738245610734619404583097824030338506

日本ではこの時期、新卒採用向けの求人が多くなり、新卒採用向け就職サイトも数多くあります。
そんな中アメリカでは、その新卒採用向け求人に応募した中年2人が、年齢による依怙贔屓は連邦法の年齢差別禁止法違反にあたるとして訴えを起こしたそうです。
訴えられたのは大手コンサルティング・会計事務所であるPwC(プラスウォーターハウス・クーパース)。
訴えを起こした53歳と47歳の中年男性2人は、PwCの新卒採用向け求人に応募をしたが拒否されてしまったと書かれています。
日本にも同じ様な法律が有り、年齢不問の求人が増えては居ますが実際には年齢差別と言うか年齢制限を行っている求人は数多く有ります。
大抵は、年齢制限を行う理由・事由として以下の事が書き添えられています。
例外事由 3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る為
例外事由 3号のロ 技能・ノウハウ継承の観点から特定職種において労働者数が相当程度少ない
ハローワークを始め人材サービス各社も、そういった事は注意を払って確認しています。
具体的にどの様な求人がダメなのかは、ハローワークのWebサイトで確認出来ますので、採用担当者は見ておきましょう。
その募集・採用 年齢にこだわっていませんか?
https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/nenrei.pdf
基本的に新卒採用は例外事由 3号のイにあたり、3号のロは基本的に技術職を対象として30歳から49歳の年齢幅の内5歳から10歳の年齢層の事です。
ハローワークや人材サービスを通じて求人を行う場合はチェックが入りますから採用担当者が知識が無くとも教えてくれますが、自社Webサイトで求人採用を行っている企業は注意しましょう。
因みに、転職サイトの求人で嘘や違反を行った場合と、自社Webサイトの求人で嘘や違反を行った場合の罰則も異なりますので採用担当者は注意しましょう。