無人店舗と物流業界

前回投稿の続きとなりますが、無人店舗化は誰にとって良いのでしょうか。
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コンビニの無人店舗化が検証されていますが、小売・流通業界、飲食業界、宿泊業界など様々な業界で自動化が進んでおり、日本のサービス業が変わり始めています。
従来型の店舗運営では歪が生じている現状で、旧態依然の業務をしていても何も改善されません。
それは日本だけでなく海外でも同じです。
Amazonやマクドナルドの取り組みを見れば分かりますが、とにかく自動化する方向にシフトしています。
顔を会わせてのコミュニケーションを少なくする事で、一番問題の多い顧客とのトラブルが無くなり、業務効率化しやすい訳です。
人とのコミュニケーションが苦手で人と接したくない人が人に会わない仕事を探している現代で、過剰な接客サービスを行ったところで無意味との判断。
ネット通販が成功したのも、実はコミュニケーションが苦手な人が多いからと言う理由も有るでしょうし、高級ブランドが不調なのも価格ではなく店員が苦手な人が多いからと言う理由も有るでしょう。
物流業界も小売業界も幾つか変化は有りましたが、それ以上に社会の変化が早かった。
幾ら企業側が効率化しても利用者側が対応しなければ無意味な所がBtoCの辛いところですね。
さて、では無人店舗が物流業界にとって何が良いのか。
物流業界にとって顧客が不在で無人になっており再配達が重荷になっている訳ですから、最初から無人店舗へ届けたり、再配達は無人店舗受け取りになるなど色々と案が出てきます。
そっちが無人ならこっちも無人だ!と言う感じです。
既に宅配ロッカー、宅配ボックスなどの設置が進んでおり、ヤマトも低価格サービスとして宅配ロッカーの利用を促進すると言う報道もありました。
これら宅配ロッカー、宅配ボックスを各営業所などへ設置したり、小売店やSCへの設置が進めば上記の様な案も可能になります。
無人店舗と聴くと大それた想像をしてしまいがちですが、宅配ロッカーや宅配ボックスは無人営業所です。
ガチャガチャだけの店舗が有る様に、自動販売機だけの無人店舗と考えるとイメージしやすいと思います。
日本は自動販売機が非常に優れており、最近ではこんな物まで自動販売機で売っているのか?と思うほど種類が増えており、外国人だけでなく日本人も驚く程です。
自動販売機に慣れた日本人ならば宅配ロッカーや宅配ボックスは受け入れ易いでしょう。
現状として各社バラバラに設置していますが、こういった事は出来れば出資し合って統一した方が後々の為になるでしょうね。