裁判官も弁護士も人工知能でAI化、人権問題の判断に悩むが精度は79%

人工知能で判決を下す「裁判官AI」を開発、訴訟時間の短縮化が可能
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のニコラオス・アレトラス博士らが、人工知能の「裁判官」を開発しました。実際に欧州人権裁判所の評決と比較したところ、精度は79%だったとのこと。
http://news.livedoor.com/article/detail/12187496/

弁護士は何れ人工知能のAIに置き換わると考えていますが、裁判官までもが人工知能に置き換わる可能性が高い様です。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの博士が裁判官AIを開発し、欧州人権裁判所で行われた司法裁判で実験したところ、精度は79%となっています。
本当は判決が出る前の申し立て段階でテストしたかったが、データにアクセス出来なかった為、公表されているデータで学習をさせたと述べています。
似たような事例で判断が分かれている場合はAIも悩んでいたが、人間が悩む事はAIも悩むところ。同じ様な問題で正解とされる判決が複数有る場合は参照するデータだけでは判断が難しいですからね。
さて、裁判官が人工知能になってしまうと、弁護士は必要かどうか?
その弁護士AIは既に実用化されており、アメリカの法律事務所ベイカー・ホステトラーは、ROSS Intelligenceの人工知能を使用している。
人工知能の「弁護士アシスタント」生まれる コスト削減される分野は・・・
http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/15/ai-lawyer_n_9977402.html
六法全書を片手に判例を見ていくスタイルではなく、人工知能に質問をするだけのスタイルになっている。現在のところ破産法分野だけですが、今後は幅広い分野の法律も学習させている。
実際に法廷で弁護するには未だ早いが、弁護士アシスタントとしては非常に優秀。
最近では人工知能によって人間の仕事が失われる話題が多く有りますが、弁護士や裁判官はAIに置き換わりにくいとされている職業です。
その弁護士や裁判官もAI化の流れですから、一般的な職業のAI化も早いでしょう。
しかし、前述の通り出向いて交渉する事は現時点で無理ですので、優秀なアシスタントが手に入ると考えた方が良いと思います。
優秀なアシスタントと聞くと営業事務や秘書を思い浮かべると思いますが、コンサルティング会社は事業自体が優秀なアシスタントですので、要らなくなる可能性が有ります。
聞いたら答えてくれる訳ですから、Q&Aサイトは全てAIで置き換える事が出来ます。そこらのネットで調べた知識や有識者などではなく、完璧な形式での答えをする様になります。そうなると完全に専門コンサルと同じになってしまいますね。
この裁判の判例を学習させると言うことは、人が起こした問題を人が良し悪しを判断しているので、人工知能といえども人間臭い考えを持つ様になります。
と言うことは、労働問題の判例を学習させた人工知能を働かせ過ぎると・・・
「この会社はブラック企業です。労働基準法違反を度々行っており過労死レベルです。」
「これから裁判を起こします」
とか言い出し、自分で弁護士AIを探してしまう時代になりそうです。映像も音声も録られており勝つのは難しい。