プラズマクラスターに育毛効果、アデランスは上場廃止でインテグラルがTOB、iPS細胞での発毛再生医療など動きが禿げしい業界

「プラズマクラスター」には育毛効果もあります シャープ、外部の試験機関で確認
シャープは13日、自社のエアコンや空気清浄機などに幅広く採用している「プラズマクラスター」が頭皮の機能を改善し、育毛効果があることを外部の臨床試験機関に委託した試験で確認したと発表した。効果を検証したうえで、育毛に役立つ製品の商品化を検討する。
http://www.sankei.com/economy/news/161013/ecn1610130031-n1.html

これからの季節は乾燥しますので抜け毛に注意しましょう、と言う記事が有りました。
乾燥だけで無く、秋には夏の紫外線の影響が出て抜け毛が多くなると書かれていました。
そんな抜け毛の季節にシャープがプラズマクラスターには育毛効果が有ると発表しており、今後は美容機器の分野にも進出するそうです。
このプラズマクラスターは消費者庁が優良誤認で再発防止を求める措置命令をしていましたが、今回はナショナルトラストに臨床試験を委託して実証実験済みとなっています。
プラズマクラスターイオンによって、頭皮の水分保持機能が高まり、油分量が抑えられ、フケやかゆみの原因となるマラセチア菌も抑制出来るとされている。
シャープとしては起死回生を狙いたい所だと思いますが、この業界は現在非常に動きが激しくなってきています。
育毛や発毛などの毛髪剤は年々市場が拡大し、男性のコンプレックスだけでなく、女性の薄毛にも着目し男性用化粧品の逆パターン、女性の育毛剤なども発売されています。
現在、厚生労働省が認可している育毛効果の成分としてはミノキシジルが有名ですが、つい最近発表されている育毛技術がiPS細胞などによる皮膚再生医療。
毛髪再生医療には多くの大学や企業が共同研究しており、早ければ2020年にも実用化されると報道されています。
育毛剤市場の拡大、毛髪再生医療の登場で煽りを受けている業界がカツラメーカー。
アデランスはシャープと同じく経営不振に陥っており、MBOにより上場廃止ならびにファンドのインデグラルがTOBする事が発表されています。
一応アデランスも毛髪再生医療の研究開発は行なっていたのですが、毛髪再生医療に関わる企業群を見ると撤退しなければならないのも分かる。
アートネイチャーも決算発表で通期業績予想を下方修正しています。アートネイチャーもヤーマンと提携しヘアケア・美容業界へ進出する事が発表されています。
次に、アデランスやアートネイチャーと似て非なる業界である毛髪クリニック・リーブ21。
テレビCMにも登場している岡村勝正社長で有名なリーブ21は、社長候補公募の後継者探しが話題となりましたが結局現在でも社長。
未だ再生医療が確立していない時期ですら、この通りですから、これが毛髪再生医療の確立となった場合は相当な影響が有ると思われます。