人手不足に対する企業の意識調査、帝国データバンク調べ

特別企画 : 人手不足に対する企業の意識調査
正社員、約4割の企業が不足感
~ 「建設」「人材派遣・紹介」「情報サービス」「専門サービス」は6割に迫る ~
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p140104.html

建設業界や物流業界の人手不足が言われていますが、帝国データバンクが人手不足に対する企業の意識調査を調べた様です。

従業員が不足していると答えた企業は36.8%、適性は50.3%、過剰は12.9%。

従業員が不足している業界ランキング

人手不足業界ランキングは以下の通りとなります。

正社員

  1. 建設業 59.7%
  2. 人材派遣・紹介業 59.4%
  3. 情報サービス業 58.2%
  4. 専門サービス業 57.6%
  5. 自動車・部品小売業 52.9%
  6. 放送業 50%
  7. 家電・情報機器小売業 50%
  8. 運輸・倉庫業 49.4%
  9. 医薬品・日用雑貨小売業 47.6%
  10. 飲食店業 46.9%

非正規社員

  1. 飲食店業 53.2%
  2. 人材派遣・紹介業 49%
  3. 旅館・ホテル業 45.5%
  4. 医薬品・日用雑貨小売業 42.9%
  5. 飲食料品小売業 41.7%
  6. メンテナンス・警備・検査業 41.4%
  7. 各種商品小売 40.8%
  8. 運輸・倉庫業 37.3%
  9. 電気通信 36.4%
  10. 家具類小売 36.4%

予想通り建設業がトップですが、非正規では飲食店がトップ。人材派遣・紹介業は派遣や紹介している場合では無さそうです。

人手不足の主な部門・職種

業界別の人手不足職種ランキングは以下の通りです。

業界全体

  1. 現場従業員 55.1%
  2. 技能従業員 33.6%
  3. 研究開発 11.3%
  4. 海外交渉 6.2%
  5. 営業 47.1%
  6. 経営企画 12.6%
  7. 経理総務人事 16.4%

農林水産業

  1. 現場従業員 76.5%
  2. 経営企画部門 35.3%

金融業

  1. 営業 69.7%
  2. 経営企画部門 39.4%

建設業

  1. 現場従業員 75.1%
  2. 技能従業員 52.2%
  3. 営業 33.1%

不動産業

  1. 営業 78.6%

製造業

  1. 現場従業員 76.3%
  2. 営業 35.8%
  3. 技能従業員 34.7%

卸売業

  1. 営業 71.7%

小売業

  1. 営業 67.5%

運輸・倉庫業

  1. 現場従業員 66.7%

サービス業

  1. 技能従業員 45.4%
  2. 営業 44%
  3. 現場従業員 43.2%

こちらも予想通り現場での従業員が足りていません。営業も何方かと言えば客先業務ですので、人と関わりたく無い方が増えているのでしょう。皆さんが好きな事務系職種は足りている様子。

人材の確保・定着の方法として行っている対策

  1. やりがいのある仕事を任せること 48.7
  2. 人事考課の適正性の確保・向上 33.2
  3. 上司・先輩とのコミュニケーション 31.6
  4. 教育・訓練体制の整備・充実 31.4
  5. 経営者とのコミュニケーション 30.3
  6. 成果給を軸とする賃金体系の整備 28.2
  7. 賃金水準の引き上げ 25.5
  8. 福利厚生の充実 17.2
  9. 残業等の所定外労働の削減 16.7
  10. 勤務時間の柔軟性 15.4

人手不足対策なのに出ましたヤリガイ!
賃金・残業などが軒並み低い位置となっていますので、これは当面の間は人手不足も人材不足も解消しそうにありません。

最終的にはお金と時間で選ぶ方が多いのが現在の新卒や転職者の特徴ですから、ちょっと厳しいですね。