新卒入社3年以内の離職率と業種を厚労省が公表

若者はすぐ会社を辞めると良く言いますが、厚生労働省が新卒入社の3年以内離職率と業種を公表しています。

これまで離職率に関する様々な調査結果はありましたが、厚労省が公式に発表するのは確かに初めてかもしれませんね。

新規学卒者の離職状況(厚労省公式)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html

厚労省の新卒入社3年以内離職率を見てみると、3年以内に会社を辞めて離職した割合は大卒で28%、高卒で35%となっています。

業種別離職率では、教育・学習支援業、宿泊・飲食などサービス業が最も多く48%、次に多い業種も生活関連サービス業や娯楽業となっており、いかにサービス業での離職率が多い事が分かりますね。

逆に離職率が低い業種は、鉱業・採石業、電気・ガスなどのライフライン業、意外ですが製造業も低い部類に入っています。

所謂ブルーカラー業の方が離職率が低いとは、皮肉な話ですね。

しかし、これ実は若者3年以内に限った事ではなく、社会人全体の離職が多い業種としても同様の結果が出ています。

サービス業の離職率はずば抜けており他を寄せ付けません。とは言え、転職先である入職率もサービス業は高いので成り立っていると言えますね。

入職率よりも離職率が高い業種は、卸・小売り業、不動産・賃貸業、運輸・郵便業、情報通信業、製造業です。

他の業種がほぼ同率に対して、製造業、不動産・賃貸業、その他サービス業は入職者よりも離職者が多くなってしまっています。

サービス業は前述の通り転職先に選ぶ入職者も多いので良いですが、むしろ深刻なのは離職率よりも入職率の低い業種の方ですね。

なぜこんなにも入職者率と離職率が離れているのかと言うと、ここ数年間の倒産企業の業種とリストラによる人員削減を行った企業の業種を見れば分かる通りですね。

気になるのは新卒入社3年以内なので、在籍期間が3年近い人もいれば1ヶ月で辞めてしまった人も一緒になっている事です。

職歴3年と1ヶ月では転職時の評価が雲泥の差になりますので、注意しましょうね。