食品スーパーのアークスがジョイスを買収でライフコーポレーションに迫る

食品スーパーのアークス、ジョイスを子会社化 大手に対抗
 北海道・東北地盤の食品スーパー2位、アークスは16日、岩手県地盤のジョイスを9月1日付で買収し完全子会社化すると発表した。大都市圏に比べて少子高齢化が加速する地方では、市場縮小で中小スーパーが単独で生き残るのは難しい。規模で勝るイオンなど大手スーパーが攻勢を強めるなか、アークス連合など地方起点が今後の流通再編の一方の軸となりそうだ。
 アークスは株式交換方式でジョイスを完全子会社化する。ジョイスの株式1株に対してアークスの株式0.293株を割り当てる。ジョイスは8月29日に大証ジャスダックの上場を廃止する。
 両社の売上高を単純合算すると2013年2月期で4600億円の見通しで、業界最大手のライフコーポレーション(同5250億円)を追う。
 アークスは昨年10月、青森県地盤のユニバースを傘下に収め、本州に初進出した。アークスは子会社化したスーパーと情報システムや商品仕入れを共通化して経費負担を軽減する一方、営業面の自主性を重んじる経営を掲げる。
 安売り主体のアークスと、品ぞろえにこだわるジョイスでは企業理念などに違いがあるとされたが、ジョイスは「(アークスの子会社化は)自主性を維持できる」(小苅米秀樹社長)と判断。規模に勝るアークスの傘下に入り、情報システム統合などで競争力を高めて生き残りを目指す。
 アークスは地域内の市場シェアで15%以上を獲得することで競合する他社に対抗する戦略を取る。ジョイスの子会社化で岩手県内の地域シェアは16%から28%に高まり、地域最大手の地位を確保する。今後も東日本の中堅スーパーを傘下に収め、規模拡大を進める。
 日本チェーンストア協会によると、11年のスーパーの売上高は約12兆7千億円と5年間で1割弱減った。総合スーパーやコンビニなど「業態の垣根を越えた競合も激しさを増す」(アークスの横山清社長)なか、M&A(合併・買収)など再編機運が高まっている。昨秋、イオンは中四国地盤のマルナカグループを子会社化したが、中部地盤のバローも昨年、岐阜県内で年商50億円のスーパーを買収するなど地域の有力スーパーによる囲い込みも進んでいる。
 消費税増税やパートへの社会保険の適用拡大などの議論が続き、食品スーパーの負担は今後も増す見通し。経営体力が弱い中小零細スーパーが単独で生き残るのは難しくなっている。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E4E280858DE3E4E2E6E0E2E3E08698E2E2E2E2

大手食品スーパーのアークスが、岩手を中心としたスーパーを運営するジョイスを買収する事が分かったようです。
これによってアークスは、食品スーパーの最大手であるライフコーポレーションに迫る業界第2位の位置に付く事になります。
スーパー業界と言うと、セブンアンドアイホールディングスとイオンが圧倒的で、ユニーやダイエーといった競合もいます。
しかし、食品スーパーという枠組みで見るとライフコーポレーションとアークスの競り合いとなりそうですね。
こうなると西日本のイズミの動きが気になるところです。
スーパーはコンビニとの差別化を図るのか、それとも提携するのかが今後の分かれ道となりそうです。