20代の死因は就職失敗などによる自殺が一位の続き

前回に続き20代の就職失敗などによる自殺について書いていきます。
前の記事では、新卒採用で落ちてしまったが、何も問題ないことを書きました。
今回は、希望職種の理想と現実のギャップを埋めていく事を考えていきましょう。
学生は入社したい会社や職業に過度の期待をしているのは当たり前です。
入社前から期待をしない人はいないでしょう。
しかし、実際働いてみて「こんなはずではなかった・・・」となってしまい、思い詰めて・・・
大体こういったパターンになると予測できます。
そのこんなはずではなかったと言うのは様々な事が当てはまります。

  • 上司が本当に嫌なやつとか人間関係
  • 給料が低すぎる・昇給しない・評価されない
  • 自分が思っていたような仕事ではなかった
  • 会社がなくなった・・・
  • 残業など職場環境が最悪だった

ほとんどが、上記の様なこんなはずではなかったではないでしょうか。
若者が転職する理由も上記が多いので当たっているでしょう。
そして、自殺してしまう程なので、よっぽど酷かったり、その後の転職活動も失敗してしまい絶望してしまったのでしょう。
これらは非常に問題ですが、自分自身だけで解決できないのでやっかいです。
しかも日本国内だけでなく、こういった事は海外でもあることです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
どうもしなくていいと思います。
こう書くと勘違いしてしまう人もいるかもしれませんが、何もしないわけではありません。
まず会社がなくなったら即雇用保険を受けとり、その足でバイトなど仕事を探しましょう。
その後は前回の記事と同様です。少ない期間であっても働いた職歴を元に転職先を決めましょう。
次に残業が多すぎだったり、職場環境が最悪だった場合です。
先ず言っておきたいのは、日本の会社で残業がない会社を探す方が難しい程、ほとんど全ての会社であることを知っておきましょう。
特に締め切り、納期、開発期間、24時間営業など時間に余裕がない職種は徹夜残業も普通に発生することを知っておきましょう。
こういった職種に関しては海外でも同じです。前に書いたアップルでも分かりますね。
では、なぜ海外と差があるのでしょうか?
それは日本にはサービス残業などと言って残業代を支払わなかったり、一定時間でカットされたりとやりたい放題だからです。しかも古い体質だと残業時間によって評価が決まる会社まで存在し、延々と毎日残業するはめになるからです。
終わりのない残業を経験したことがある人は知っていると思いますが、精神的・体力的に間違いなく異常をきたします。
完全に自我が崩壊し鬱病一直線になります。
こうなると精神が強い・弱い関係なく誰しもがなると言っていいでしょう。
どれだけ働いても残業代は出ず、評価もあがらず、毎日何かの催促、何が良いのか分からない作っては壊しの連続をやっていたら頭がおかしくなるのも当たり前です。
たとえ自分の能力が劣っていたとしても、やり過ぎはいけません。
日本では一応残業時間の上限が決められており、それを破ると労働基準法に違反していることになります。
しかし、上記の様な会社は入社時の雇用契約書などにサービス残業しますなどと書いてあり、それに了承しなければ入社させないようになっていますので、取り締まるにしても中々難しい。例え労働監督署に訴えたとしても、すぐに改善される訳ではない。
だから2ちゃんねるや就職掲示板・SNSなどで情報交換しあいブラック企業の情報が出回っているのです。
そしてなぜ上場企業や公務員になりたい人が多いかというと、上場企業は上場時に監査が入り残業に関しても審査されます。特に最近では残業時間やサービス残業に関して問題になっている為、改善している企業が多い。
公務員も同様の事が言えます。
となると残るは中小零細企業と言うことになります。
ではなぜ中小零細が残業が多いのでしょうか?
答えは簡単ですね。
上場企業本体では残業を厳しくしますが、その分、下請け企業に皺寄せが言っていることが挙げられます。
良く残業問題で上場企業の名前がでますが、そういった仕組みになっているからです。
じゃあ上場企業落ちたら行くところないじゃないか、と思うでしょうが、そうではありません。
中小零細企業は本当に沢山あり、全部が全部酷い訳ではありません。
まず東証一部企業であれば子会社が幾つかあります。
関連会社ではありません、上場企業が資本をもっている子会社です。
HDやグループなど連結決算されていると思いますので良くわかると思います。
そういった企業は大体が本体と同様の福利厚生・待遇です。関連ではなく子会社なので下請けでもありません。
良く本社から子会社へ出向などとなったら左遷と噂する人がいますが、基本的に上場してるかしてないか、名前が違うだけで殆ど変わりません。馬鹿にする理由が分からない。
この様な子会社はグループ同時募集などもありますが、独自で新卒・中途採用をしている所も多いです。
子会社の方が力を持っていたり、収益が高い企業もありますので、上場企業本体だけを考えるのはやめましょう。
次に上場していないが、それに匹敵・もしくは越えてる会社の存在を忘れてはいけません。これらの会社も多くの子会社を抱えている場合が多いのです。
そして私がお勧めしたいのは、中小の星ともいえる独自の技術・サービス・研究を持っている、行っている会社です。もちろん下請けではありません。
こういった会社は大学生に人気がないが世界でも5本の指に入るシェアを持った企業が多くあります。
ちょっと調べれば分かると思いますが、初めは全く興味が湧かないでしょうね。
しかし、なぜ世界でもシェアを拡大できるのか?
実際その製品なりサービスなりを利用してみると・・・
「な ん だ こ れ は」となった人は入社を希望しましょう。
残業が多いところもありますが、全く気になりませんし無理をさせてくれません。
なぜならその会社しか作れない高度な機密であり、超最先端技術であり、眠さで頭がボーっとして鬱な状態で創れるものではないですから。
しかし、それでも仕事をしてしまうほど熱中してしまうでしょう。
実際製品を見ても理解できない人は、まず無理ですが興味を持つことは良いことです。
そこから何かうまれるのです。
そうなると理想と現実など考える暇などなくなります。
価格コムやクックパッド、オウケイウェイブなどインターネット関連企業も面白いですね。
初めは本当に大丈夫か?と思えるほどの酷い環境でしたが立派に上場しましたね。
いまでこそ似たような企業が乱立していますが、いまだに追随を許していません。
現在もっとも勢いのあるディー・エヌ・エーやグリーも始まりはゲームではありません。
この他にも沢山ありますが、こういった企業を見つけることは至難の技です。将来性なんて、予測はできるが誰も分かりません。
しかもこういったベンチャー企業は激務であることは間違いない。特に上場前はかなり厳しいし激しい。
しかし、こういった独自の事をやっている会社を簡単にみかぎってはいけない。
基本的に下請けではないので、目的がはっきりしている。
目的に対して残業することは意外と大丈夫だったりする。
しかもストックオプションで上場した日にはウハウハだったりする。
ここで注意しなければいけないのは、目的が上場の会社だけは絶対に行ってはいけない。理由は多すぎて書きませんが、行って損するのはあなただ。絶対に行ってはいけない。
後もうひとつ付け足すならば、下請けが悪いわけではない。発注元と力関係が同列な会社も多数存在する。
そういった会社は品質管理・行程管理を非常に厳しくしており、その業務において無二の下請けとなっている会社です。
その企業は・・・興味があれば自分で探してみよう。
さて色々書きましたが、中小零細企業の事が分かりましたか?
現在働いている会社の残業はどういった感じでしょう。
同じ残業でも、企業や仕事内容によって苦痛ではなくなることが分かりましたか?
新卒で入社した会社がブラック企業だったからといって、特に問題ないのです。
何度も言うように一貫性をもって就職・転職活動をしましょう。
とんでもなく過酷な状況であれば、さっさと辞めて次の面接時のネタにでもしましょう。
私は面接でこんな会話をしたことがあります。
「あの業界・会社は残業がとんでもなく多く、非常に辛いと聞きましたが・・・」
「そうですねぇ。本当にとんでも無い感じでしたが、御社のように時間にしっかりした会社を見つけられてよかったです。生きてて良かったですよ本当に」
「いやぁ~本当に死ぬかと思いましたね。ある程度の残業は大丈夫だったのですが、あれはちょっと勘弁してほしいですねぇ。」
こんな感じで笑える話として正直に話してみましょう。
同じような目に会う前に釘を指しておくのです。
同じ業界なら厳しさも辛さもしっています。
面接官もバカではないですし、もしかしたら面接官も同じ理由で入社したかもしれません。
多分にもれずこういった業界なので残業が発生します。
こういった事を面接で言われることが多いでしょう。
この後の言葉が大事です。
しかし、弊社では月○○時間以上はしません。
もしくは、繁忙期はかなり多く、それ以外は殆ど無いなど。
上記のように、残業に対してルールを決めているのは非常に大事です。
もし、その後の言葉がなかったり、ん?と思うような言葉を発したら、きちんと聞きましょう。
大体で構いませんので、月どれくらいになりますかねぇ~
若いころ私が使った手です。
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?