新卒・既卒の就職

就職出来ず職歴なく人生終了は過去の話

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新卒採用で将来が決まるわけではない、その後の行動、仕事内容で決まる

新卒学生にありがちな思い込みとして良くあげられるのが新卒採用で将来の良し悪しが決まってしまうと言う事が見られます。

これは、はっきり言って間違いだと認識しておかなければなりません。

新卒学生がどうしても大企業・大手企業に就職したい理由で安定やネームバリューを気にするのは、そういった考え、情報が元になっているのでしょう。

バブル時代ならそういった考えも一理あったのかもしれませんが、現状の経済状況や大企業・大手企業の状況を見ても、安定やネームバリューを第一に考えてしまうのは、ちょっと異常としか言い様がありません。

確かに、大企業や大手企業における社会保障制度や福利厚生などの待遇面だけを見れば中小企業のそれとは比較にならない部分があります。

しかし、新入社員が始めから行使できるわけでもなく、ましてや倒産・リストラなどが当たり前の様に行われる昨今で安定やネームバリューは、もはや意味をなさないと認識して欲しいです。

中小企業に入ったからといって何が嫌なのでしょうか・・・私は、元々中小企業から出発しましたが、目標や目的を持って仕事に励んでおりました。同僚や上司に関しても同じ様な意識の元に業務を行っていました。

その為、会社の業績は良く、いつの間にか上場していました。待遇もよくなり福利厚生もよくなりましたが、更なるレベルアップの為に、転職しました。

転職先は中小企業でしたが、やはり目的や目標を持った仲間達と仕事をしたおかげで、またも上場する事になりました。

しかし、まだやりたい事があった私は更に転職を繰り返しましたが、上場したり、大手企業と合併したりと待遇や福利厚生では良くなったのではないでしょうか。

ここまでで何が言いたいのかというと、大手企業や中小企業など会社の規模に関係なく、目標や目的をもって仕事に従事することで、幾らでも自分の将来を変えることが出来ると言う事です。

高い給料が欲しければ、そういった会社を選び、スキルをつけたいのであれば、そういった会社を選ぶ必要性があります。

それら全てが、それまでの自分の行動や仕事内容・スキルで決まってきます。

安定という言葉は、自分がそれ相応の技術や経験・知識を持った時点で手に入れることができると考えておきましょう。

終身雇用制度の願望は根強く「定年まで勤めたい」と考える新入社員が過去最高

一昔前の日本であれば当たり前だった終身雇用制度ですが、現代の日本で定年まで勤める事が出来る会社は殆どないと言っていいほど厳しいのが現状です。

しかし、平成23年度の新入社員へのアンケートでは「定年まで勤めたい」と回答した新入社員は33・5%にのぼり、過去最高となった事が分かりました。

この原因分析では、震災によって仕事の安定化や失業への恐怖感となっていますが、いつの時代でもそういった気持ちはあるでしょう。

というより、この質問・アンケート自体が意味をなしていない。

誰もが新入社員であった時は、その会社で成果を挙げて定年まで働きたいと考えています。

しかし、大量リストラや倒産が相次いだり、ブラック企業と呼ばれる会社が増加している現状を認識しなければなりません。

長く勤めたくても、会社都合や、酷い職場環境で辞めなければならない状況に陥ってしまうのです。

こうした数字だけを扱ったアンケートに惑わされずに、しっかりと自分の意見を持った新入社員が増えてきているのも事実で、そういった人達に焦点をあててアンケートをしてみると、明らかに違った結果になるのも面白い。

新入社員は現在の会社で一生働きたいと考える人が多い?

2012年に新卒で就職した新入社員へのアンケートで、今の会社に一生勤めようと考えている人が60%となっており、安定志向に拍車がかかっているようです。

「一生勤めたい」新人6割…それでも過去最高
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120423-OYT1T01170.htm

しかし、この記事を見て非常に違和感があったのですが・・・確か専門と大学新卒の多くは転職前提で就職を決めているはず。

専門・大学新卒の半数は無職か三年以内で退職する・・・職歴の空白期間は避けなければいけない

2010年新卒者は三年以内で退職してしまっているのが現状で、この時も一生勤めたいと言う人は多かったようですが現実は厳しいようだ。

しかし、終身雇用と年功序列は殆ど崩壊していますし、転職は悪い事ではありませんし、3年程勤務した方ならば実績もある程度はある人もいるでしょう。

ましてやストレスやプレッシャーで体調不良寸前になったら、誰だって転職を考えます。

但し、職歴の空白期間だけは作らないでおきましょう。

一生勤めたい・・・訳ではないと気が変わったら、即座に計画的に転職活動をして、次の職場が決まってから辞めましょう。

就職出来ず職歴なく人生終了は過去の話

これ迄、既卒では就職出来ず、職歴も無く、人生終了と言われて精神的に落ち込んだ方も多い。

しかし、最近の考え方は「一発勝負廃止」。

大学受験もセンター試験が廃止になりますし、新卒採用の合否も就活期間中の一発勝負では無くなっています。

カルビーでは既卒3年以内ではなく、既卒5年以内は新卒採用扱いとする新たな採用制度を導入しています。

卒業5年以内を対象とした「既卒採用」を新たに開始 多様性を活かした組織・風土づくりの推進
https://www.calbee.co.jp/newsrelease/170221.php

しかし、ここで注意したいのが現在は就職率90%以上と言う状況ですから、何故内定辞退をしたのか?何故既卒として応募したのか?1年間どうするつもりか?を聞かれます。

まず、何処かに就職して既卒扱いで応募した場合はスムーズに事が進みますが、内定取り消しではなく内定辞退をした場合は、シッカリと理由を答えられる様にしておきましょう。

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